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妊娠中の眠りの浅さを改善するには

妊娠をしてから、なんだか夜に眠れなくなったという方は多いのではないでしょうか。妊娠中はホルモンバランスなど様々な要因で眠りが浅くなり、熟睡できないことが増えてきます。
まず、初期はつわりが出てきます。吐き気や不快感を覚えることもあり、胃がムカムカして眠れないことも出てきます。また、時間を問わず眠くなる人も中にはいます。昼間にうたた寝をしてしまい、結果夜の眠りが浅くなり熟睡できなくなることも多いようです。
妊娠中期は、今までは卵ほどの大きさだった子宮がどんどん大きくなっていきます。徐々に寝返りを打つことも難しくなり、夜中に息苦しさで目覚めてしまうこともあるでしょう。圧迫感で熟睡できない日も増えるかと思います。お腹が圧迫されないように仰向けで寝る方もいるようですが、重くなった子宮に動脈が圧迫されてしまうのであまりおすすめできません。心臓を下にし、足の間にクッションを挟んで横向きで寝ると楽になります。さらに胎動が出てくると、胎児の動きで目が覚めてしまうこともあるでしょう。横になったとたんに胎動が激しくなるのは、母体が眠りにつこうとリラックスすることにより血流が良くなり、胎児が活発になるためと言われます。これも、出産までは毎日続きます。
妊娠後期になってくると、今度は体が赤ちゃんが生まれたあとのサイクルに対応するようになってきます。こまめな授乳を行うため、一度に長く眠ることが出来なくなってきます。その分、深い眠りに切り替わって行くのですが、なれるまではなかなか熟睡できない事が増えるでしょう。また、胎動も激しく強くなるので、時に痛みや吐き気を伴うこともあります。出産が近くなると、今度は前駆陣痛が夜中~明け方に起こりやすくなってきます。30分おきなど小刻みに痛むので、やはり熟睡できない人が殆どです。
では、実際出産してしまえばゆっくり熟睡できるかといえば、赤ちゃんのお世話に追われることになるのでなかぬか難しいと言えます。しかし、この辺りには短時間睡眠で熟睡できるように体が対応しているため、あまり苦にはならなくなる人が多いようです。
様々な変化が起こる、妊娠。熟睡できないことはその中の一つではありますが、体はそれなりに対応していくものです。気がついた辺りには育児も一段落つき、また眠れる日々が戻ってくるでしょう。

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