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寝汗で体が冷えて熟睡できない方へ

まだ寒さの残る冬のこの時期でも、寝汗で体が冷えてしまい夜中に何度も着替えをしたり、シーツを変えなくてはならず、疲れを取るはずの睡眠が、熟睡できないため逆に体調を崩してしまったという体験をしている人もいるいると思います。
寝ているときに、汗は誰もがかくものです。しかし、熟睡できないほどの汗をかいているとなると、それは何らかの病気が関係しているかもしれません。考えられるものに自律神経失調症や更年期障害があります。
健康な人が、寝ているときにかく汗というのは、眠りが深くなっているときに一番多く、その汗はサラサラとしているので、朝目が覚めた時には乾いてしまっていて気付かない場合が多いのに対し、自律神経失調症や更年期障害が関わっているときは、いつもの発汗量よりも多いので、寝ていても体が冷えて目が覚めてしまい熟睡できない状態で、その汗は朝になるとベタベタと張り付くような感触です。
人間の体は、年齢にもよりますがおよそ60%が水分でできています。これらの水分は、体中の血液や汗、涙なども含まれています。その水分が、汗によって放出されてしまうと体中の水分が失われ、睡眠中は水分補給は出来ないので、脱水症状をも起こしかねません。
寝汗をかかないようにするには、睡眠前になるべく水分を控え、室内の温度や冬の時期は電気毛布などの温度調節にも気を付けることがひとつです。また、汗を吸収し発散してくれる敷きマットを布団の下に敷いてみるのも良いです。
眠っている間に、体が冷えてしまうほどの汗をかいて熟睡できないというのは、漢方の中では「体のバランスが乱れている」ということになり、寝汗のことを、体内の水分を盗むほどの汗をかくという意味で、「盗汗」とも呼んでいます。水分の摂りすぎや室温調節にも気を配り、調湿敷きマットも試してみても盗汗が変わらず熟睡できないときには、病院で医師に相談しながら、漢方薬を試してみるのも良いでしょう。漢方薬は、即効性はないものの、徐々に体を改善してくれる効果があるので、試してみるのも良いでしょう。

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